ラグビーW杯を終えて
いきなりなんですが、ラグビーW杯見ましたか!?
実はこれを更新しているのは我らがラグビー日本代表が凱旋帰国した日なのです!
W杯前の格付けは日本は世界ランク11位。そんな日本の初戦の相手は世界ランク当時3位の南アフリカとの対戦です。
ラグビー関係者の間でも、勝敗ではなく、いかに良い内容での試合ができるかという話題でした。
ところが、結果は34-32という、まさかの大金星!
世界中に「ニッポン旋風」が起きたのは記憶に新しいと思います。
その後、中3日で挑んだスコットランド(W杯前の世界ランク10位)に10-45で敗北。
しかし、内容的には点差ほどの実力差を感じるものではありませんでした。
第3戦となるサモア戦には26-5で快勝。当初チームが目標に掲げていた決勝トーナメント進出が目前にまで差し掛かっていました。
ところが、スコットランドがサモアに勝ち、ボーナスポイントの差で予選プール内の上位2位が確定。
日本は最終戦となるアメリカ戦を残し、予選プール敗退が決定してしまいました。
そんな中の最終戦、チェリー・ブロッサムズ(ラグビー日本代表の愛称)は決して腐らず、最高のパフォーマンスを発揮。
同じ消化試合同士となるアメリカも総力を挙げてそれに応じました。
息をのむ攻防の末、28-18でアメリカを撃破。同じ予選プールに3勝1敗のチームが3つ並び、「最強の敗者」という称号を得ての帰国となりました。
どんな場面でも決してあきらめずに、自分より身体が大きい選手に吹き飛ばされようが、何度でも立ち上がり、必死に食らいつくチェリー・ブロッサムズ。
「勇敢な桜の戦士たち」という名に恥じない、鬼気迫る戦いぶりに、私たちは勇気をもらい、世界からは称賛をいただきました。
エディーHCが掲げた「ジャパン・ウェイ」をいかんなく体現し、世界に示してくれた彼らに、心から喝采を送りたいと思います。