タグラグビー教室 本年度7回目
5月22日金曜日、本年度7回目のタグ教室です。
今回はタグラグビーに入る前の、ウォームアップをメインに据えてみました。
前半部分のプログラムを、順番を追いながら、ざっくりとお伝えしていきます。
最近は新年度を迎え、どんどん新入生が増えてきているので、まずはおさらい。
ボールの持ち方や、投げ方について教えています。
次にボールの投げ方を練習します。
一人でボールを高く投げたり、二人でパスを投げ合ったり。
二人でパスを投げ合う時は、投げる方は相手の取りやすい球を、受け取る方は手を掲げ、自分が取りやすく、かつ相手が投げやすいよう目標を作ってあげます。
相手を思いやる気持ちがないと、上手くパスを投げることができません。
なかにはこんなのも・・・
ボールを高く投げる動作を使って、バスケットゴールに向かってボールを投げ入れるチャレンジ!
高校生用の高さのあるゴールなので、高く投げる動作の練習にはうってつけなのです。
ボールを高く投げるには身体全体のバネをうまく使うことが重要です。
遊び感覚で、身体をめいいっぱい使って、正確に、高くボールを投げる練習をすることができます。
前半で最も運動量があったのがこちら。鬼ごっこです。
ルールは至って簡単。ボールを持って走り、ボールで相手の背中をタッチする。
一人で何人の人の背中をタッチできるかのチャレンジです。
ただし、持っているボールを落としてしまったら、カウントはゼロになってしまいます。
なるべく相手に後ろを取られないように走るというのはなかなか斬新です。
背中をタッチさせることで思わぬ正面衝突も減らすことができます。
この場面は、大人対子ども、一対一の真剣勝負になっていますね。
仮に正面同士でのタッチOKというルールの場合、この写真だとお互い前に進めば、少なくともどちらかはタッチが取れると思います。
しかし、相手の背後を狙うとなると、この状況から上手く相手を出し抜かなければタッチできません。
さらに、ボールでタッチしなければならないので、しっかり両手でボールを持ってタッチしないと、ボールは落ちてしまいます。
こんな駆け引きが所々で発生するのも、この鬼ごっこの面白いところです。
そして、このような駆け引きは様々なスポーツにおいて頻繁に発生します。
様々なスポーツに結びつく動きを、遊び感覚で、楽しく学ぶことが出来るというのも、当教室の魅力です。