平成28年度第2回タグ＆タッチラグビー教室

4月15日（金）28年度2回目のタグ＆タッチラグビー教室です。

金曜日開催の当教室（通称：金曜教室）は「タグラグビー」だけでなく、より発展的なルールの「タッチラグビー」も実施しています。
「タッチラグビー」は主に高学年や中学生など、ゲーム慣れしてきた生徒たちが中心に取組んでいます。

では、具体的に「タグ」と「タッチ」では何が違うのか。

そういう点も踏まえて、今週はタグラグビーと、タッチラグビーの様子もご紹介いたします！

まずはこちら！
毎度おなじみ「”タグ”ラグビー」です。
大きい写真をよく見ていただくと、腰の部分に「タグ」と呼ばれる赤い帯状のものを装着しています。これが「タグラグビー」の大きな特徴です。
基本ルールは、ボールを持っている人の「タグ」を４回奪取することで相手の進行を防ぎます。
相手の身体に直接触れるのではなく、あくまで「タグ」の争奪なので、非常に危険が少ないのが特徴です。

また、「タグ」はボールを持っている人の動きに合わせてひらひらと不規則になびくので、非常に取りづらく、攻撃する側が有利であるともいえます。
攻撃有利な分、まずは相手ディフェンスを恐れずにボールを前へ運ぶという、ラグビーだけはなくバスケやサッカーにも通じる、ボールゲームの基本的かつ重要な技術を学ぶことができます。

さて、こちらは「タッチラグビー」の様子です。
写真のサイズが小さくてよくわからない！と、いう方たちのために大きい写真も用意してみました。
よく見てみると、腰に帯のような「タグ」をつけていません。
「”タグ”ラグビー」は相手の身体に触れようが兎にも角にも、ひらひらとたなびく「タグ」を取らないことには相手の進行を止めることができません。

そういう意味でもタグの方は「攻撃側有利」だったのですが、こちらの「”タッチ”ラグビー」は相手の進行を止める際、ボール保持者の身体に両手で触れれば良いだけなので、タグを取るよりも防御がしやすいのが特徴です。
（なお、４回タッチされたら攻守交代となります）
タグラグビーではうまくいっていたことが、ここでは通用しなくなってくるので、さらなるステップアップにはもってこいの場所になっています。

こちらの写真は、主に高学年（5.6年）～中学生組です。彼らは天気が良い場合は外のグラウンドを使って、更に大きなスペースでタッチラグビーをやっています。
一人ひとりの動けるスペースが大きいので、攻守ともに、より本家ラグビーに近い戦略とスキルが必要になってきます。

もちろん「”タッチ”ラグビー」なので接触プレーはありませんが、走攻守ともにリオ五輪から開催される7人制ラグビーに最も近い形式なので、もしかしたら将来のオリンピック選手がこのグラウンドから生まれるかもしれません！

このように、金曜教室は各生徒のレベルに合わせて、場所やルールを分けて実施しています。
週一回で、参加無料、そして事前申し込み必要なしの自由参加という、良い意味での「ゆるさ」も特徴です。

一見、敷居が高いように感じてしまう「ラグビー」ですが、「タグ」や「タッチ」のルールのおかげで、非常に親しみやすいスポーツになってきました。
これからも多くの人に、ラグビーという競技の本来持っている「自由さ」「楽しさ」を知ってもらうために、私達も精進してまいりますので、皆様もぜひ気軽に遊びに来てくださいね！